ハンドソーンウェルテッドで靴を作るときの作業の醍醐味といえば『ラスティング(釣り込み)』とこの『ウェルティング(ウェルトがけ)』だと思います。
インソール→ライニング→アッパー→ウェルトを掬い針で一緒に貫く。そこに糸を通してアヤをかけながら縫っていきます。
早い人で片足1時間程度でウェルトをかけるそうです。ちなみに自分のベストタイムは片足1時間35分!!作業にかかる時間はコストに直結します。品質を下げないようにしながらスピードアップをしなければ。
ウェルトの位置、ピッチ、糸を引く強さ、などなど気をつけることが沢山あります。重要な作業だからこそ、こういうシーンの写真を見るとその靴の作り手のこだわりや技術力が垣間見られます。

↑やっぱり定期的に作らないといけないなぁ。見せられるレベルではありませんね
石丸靴工房は、できることとできないことをキチンと伝えられる靴工房でありたいと考えています。
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