足の中で一番汗をかきやすい場所、それは足の裏です。
だからこそ、靴の中底にはしっかりした厚みの革を使いたいと考えています。革は汗を十分に吸収するだけではなく、耐久性も高く、天然素材なので足自体を傷つける心配も少ないからです。
一般的にスニーカーのような運動靴の方が汗の吸収が良いように感じますが、これらの靴の中底はウレタンやゴムなど汗を吸収しない素材を使用していることが多く、その他の靴であっても紙を使っている場合などもあり耐久性が劣ります。
中敷の表面に貼ってある布くらいでしか汗を吸収してくれません。なので底面からは汗を逃がせないので、上面や側面から少しでも逃がすためにメッシュになっていたり穴が空いていることが多いのです。
そう考えると、中底のように目には見えない部分に気をつかう必要があるんですよね。
しっかりした厚みのある革を中底に使った靴の場合、夏場であっても比較的快適に履くことが可能なのです。
石丸靴工房では、ハンドソーンウェルテッドなら5mm強、それ以外でも3.5mmの目の詰まった厚い革を中底に使っています。
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