このブログでは度々『足に合う靴』と書いていますが、実際そういう靴を履いて歩いたらどうなるか?というのを今回は書いてみたいと思います。
足には身体の約1/4にあたる数の骨があります。つまり骨がこんなに多いということはそれを支え、動かす筋肉も集中しているっていうこと。足に合った靴はこの骨と筋肉の動きを効果的にサポートしてくれるのです。
人間の歩行を簡単に説明すると、カカトから接地し足の外側をつま先に向けて加重移動して最後に親指方向から蹴り出します。これをローリング運動ともいいます。
筋肉の動きを効果的にサポートするということは、このローリング運動が最適に行われるっていうことです。そうなってくると具体的にどう歩行が変わるかというと…
1、足が安定し蹴り出しが強くなる。
2、蹴り出しが強くなるので歩幅が広がる。
3、歩幅が広がることで歩行速度が上がる。
で、初期症状としてたぶん筋肉痛になります(笑)
※その人や条件によります。
これは悪いことではないんです。今まで使ってなかった筋肉が活発に使われてる証拠だと言えます。股関節やふくらはぎ、ヒザ周りの筋肉が張ってくるかもしれません。
この症状が落ち着く頃には姿勢も良くなって長距離歩いても疲れにくくなってくると思いますよ。
もちろん個人差がありますし、感じない人もいるでしょう。しかし、そんなことで改善するなら試してみる価値はありますよね!
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