靴作りが機械化される以前の最も代表的な製法、それが『ハンドソーンウェルテッド』です。
何百年たった現在でも採用されている製法で『靴作りの完成形』とも言われています。
4mm前後の厚みのある中底(石丸靴工房では5mm超を使用)を使用しているので構造的に丈夫で安定感のある靴になります。
十分な中底の厚みは足から出る汗もしっかり吸収してくれるので快適に長時間履くことができます。
また、構造上何度も底を交換できるのでキチンと手入れをいていれば10年20年と履き続けることができます。
厚い中底と加工した部分に入る中物のお陰で履き込んでいくと足なりに中底が沈み込み、よりその人の足に馴染んでくるというメリットもあります。
【ハンドソーンウェルテッドの構造】

・掬い縫いをする
[リブ加工した中底][甲革][細革]の順に内側から掬いながら縫い付けること。
・出し縫いをする
[細革]と[底材]を出しながら縫い付けること。
以上のように二工程で縫い付けることが特徴と言えます。
ちなみに、このハンドソーンウェルテッド製法を機械化したものがグッドイヤー製法。
下北沢の手作り靴教室
石丸靴工房