靴作りではウェルティングや底の出し縫いなどパーツを縫い付ける際に専用の糸を使います。
その糸は自分で使えるように仕上げなくてはいけないのですが、なかなか大変な作業で夏場は汗をダラダラ流しながらやってます。
1足分作り上げる間に1キロくらい体重が減るかもしれません(少し大袈裟、笑)。
強度を保つため、水分から靴を守るため、しっかりと芯までチャンを浸透させることが大切なのです。
今回作った糸はなかなかいい感じにできました。

↑こういう玉糸を使って作ります

↑『チャン』と呼ばれる松脂。これも自分で作ります

↑完成した糸。薄っすらチャンの色がついているのがわかります

下北沢の手作り靴教室
石丸靴工房