shoes supply & shoemaking class.

クセ付け後の中底加工。

ウェルテッド靴でとっても大切なパーツなのがこの中底です。
しっかりとした中底を作ることで10年でも20年でも履ける靴になります。

↑ビフォー

↑アフター

そして、この中底の加工法はそれぞれの作り手のこだわりが出る部分でもあります。
何が正解かは、それぞれのスタイルによって違うんでしょうね。


石丸靴工房は、靴の見えない部分にこだわっています。

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何故か最近、靴教室で『エンジニアブーツが作りたいです！』という声が多いです。
そして『実際にどんな靴か仕様を見てみたい』と、いうことだったので実物サンプルを作ってみることにしました。


↑某ラギッドな雑誌風に書くと“ダークブラウンのラフアウト・エンジニアブーツ”ですね（笑）


アッパーが縫い上がったのでご報告。
今回はウェルテッドで作るつもりです。

アウトソールの仕様はまだ迷ってるんですよね…。どうしよ。


石丸靴工房の手作り靴教室では今秋冬エンジニアが流行りそうです。

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とうとう完成です。

本当はもっと前に完成していたのですが、ブログにまとめるのに時間がかかってしまいました…。

↑撮影する前に履いてしまったので履き皺がついていますね

オックスフォードを石丸靴工房が作ったら感じになります。いかがでしょうか？


石丸靴工房は今秋、この靴を履きまくっています。

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アリアンズとはマッケイ製法で中底と、つり込んだ甲革と、本底を靴の内部から通して縫うことです。

もともとドイツのアリアンズ機械でこのように縫っていたことからそう呼ぶそうです。
なのでマッケイもアリアンズも意味は一緒です。

↑内部から見るとこんな感じ。中底が縫われているのがわかりますか？

↑別にシングルでもいいんですけど、強度とバランスを考えてダブルに。

さて、もう一度ラストに戻して底を接着します。


石丸靴工房は、マッケイ靴も好き。

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今回はマッケイ製法で底付けするので押し縁を巻いてミッドソールを取り付けたあとにアリアンズをかけます。

↑縫ってる風の押し縁を巻いてみました

もう少しこのまま放置して、ラストから抜こうと思います。


石丸靴工房は、久しぶりに押し縁を巻きました。

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つり込みです。ラスティングともいいます。

思ったよりも簡単につり込めてしまったので少し拍子抜けしました（笑）
これも仮つり込みのお陰かな？

↑このまま少しの期間、寝かしておきます

靴を作る上で、ラストを入れておく期間って大切なんですよ。


石丸靴工房は、つり込みが完了しました。

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仮のつり込み。

いつもなら一気につり込んでしまうのですが、今回は甲革に2mm強のヌメ革を使用しているということで仮につり込んでクセ付け（丸一日）することにしました。

↑このまま時間をおいてから本番のつり込みをします

おそらくこれで少しだけつり込みが楽になると思います。


石丸靴工房は、本番のつり込みが楽しみ。

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クロージングです。

いつもブーツばっかり作ってるのでシューズは久しぶりです。

↑オックスフォードといっても、作り手によっていろいろなアプローチ方法があります

↑クロージング完了

このあとはつり込みですね。

石丸靴工房は、ミシン作業がまぁまぁ好き。

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中底のクセ付けです。

水に漬けておいた革をラストの底にクギで打ち付けてクセ付けします。

↑今回はマッケイで作るので、それ用の革を使用します

↑水に漬けておく時間も重要な要素

↑クセ付け完了！一定時間乾燥させたら次の工程に進みます


石丸靴工房は、中底に一番良い革を使っています。

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革の裁断です。

『サンプルと言えども生徒さんやオーダーで頼まれそうな革はあまり使いたくないなぁ』と、思いつつ。どうでもいいわけではない。

うーむ…と、色々考えた結果。
少しだけ残っていたヌメ革を使ってみることにしました。
このヌメは2mm強も厚みがあり、靴作りには少々不向きですがよしとしましょう。

↑厚さが2mmちょいもあるヌメなので裁断もひと苦労


仕上がったときに、ヌメ特有の味が出るはずなので楽しみです。


石丸靴工房は、ヌメの仕上がりに期待します。

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少し早いですが秋に向けてサンプル靴を作ろうと思います。

靴の形はオックスフォード。
クラシックな靴を石丸流に表現してゆきたいと思います。

↑パターンはこんな感じ。なんとなく雰囲気伝わりますよね？

まずは、型紙（パターン）製作。
こういう靴だからこそ作り手のスタイルが出てきます。なので、奇をてらわずにシンプル・イズ・ベストな仕様にしてみました。

でも、あれですね。
知らず知らずに影響を受けるものですね。『全然違うよ！』って怒られるかもしれないけど、師匠のラインに似てる気がする。


石丸靴工房は、自分のオックスフォードを持っていないので完成が楽しみ。

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夏のサンダル計画ですが早くも完成しましたーっ。
ホントは随分前に完成していたのですが、まとめるのを忘れていました（笑）

ボールジョイントと甲部、そしてカカト部を足に合わせてしっかりとサポートしているので、サンダル特有のパカパカした感じは一切ありません。

↑足の3ポイントをしっかりサポートするデザイン

↑横からのフォルム。ここからの見た目が好き

↑カカトのストラップにはスポンジを入れているので足当たりがいいんです

カウンターがないので靴のような安定感とはいきませんが、サンダルというカテゴリーの中では合格点な履物になったと思います。

今年の夏はコイツを相棒にして出かけるぞー！


石丸靴工房は、サンダル作りも好きです。

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