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    12カナコバブ
    モカシンの靴は底面の革と上面の革を縫って足を包み込むような作りになっています。

    その縫っている部分を増し締めすることで、よりしっかりとしたカタチになります。

    サイズの合う木型があれば、それを入れて締めてもいいですし、実際に自分の足を入れて締めてもいいと思います。

    これだけで、まったく違う仕上がりになるんですよね~。

    モカシンって不思議です!


    石丸靴工房のバブーシュはモカシンスタイルです。

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    靴教室で靴作り。
    東京下北沢の石丸靴工房




      12オワン
      積み上げのヒールを接着する前に底面のアールを積み上げ側に削って移し込みます。それを[オワンを掘る]といいます。


      靴教室の生徒さんを見ていると、だいたい皆さんこの作業で苦戦するみたいです。

      何度か作るときっと上手になります。
      諦めずに頑張っていきましょう!


      石丸靴工房は、この作業のポイントをわかりやすく説明するのに苦労しています。

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        12babys
        モカシン靴で一番のデザインポイントは、この爪先部分の縫っているところです。

        この部分が上にクィッと向いているのが可愛くていいんですよね~。


        石丸靴工房はモカシン靴が大好きです。

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          10有賀ブーツ
          ↑靴教室の生徒さんが作ったブーツ。格好いいですよね!


          靴の完成っていつだと思いますか?

          当たり前に考えると[靴が出来上がったとき]です。
          しかし、個人的にはそうじゃないと思っています。


          もちろん靴が出来上がると、それは作業工程が終了したことになります。
          でも、それって履くことができるようになっただけで完成したのとは違う気がするんです。

          靴を履いて沢山歩いて、履き皺がついて、傷や汚れができて、その人の足のカタチや生活習慣や想いが靴に映りこんだとき、その靴の本当の完成なのかなって思うんです。


          だから靴は履かなきゃ意味がありません。

          そして沢山履けるように足に合っていて快適な靴じゃないとダメなんだと思います。


          石丸靴工房は、履く人それぞれが完成させられる靴を作っていきたい。


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            09おでこ
            『靴の顔はラストのトゥスタイルで決まる』と、言っても過言ではないと思います。

            シュっとしたスマートなもの、ペラペラの薄いもの、カクカクっとしたスクエアーなもの。
            様々なスタイルの中でも石丸靴工房が好きなのは、おでこがぽっこりしたものです!

            横から見ると少し不恰好で、なんだかジャガイモのようなトゥスタイル(笑)
            そんな、もっさりしたところが愛らしくて大好きなんですよね~。


            石丸靴工房は、ニンジンよりもジャガイモが好き。

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              ご注文をいただいていたバブーシュが完成したので、先日納品させていただきました。

              この靴は、体験教室や通常教室で生徒さんも作ることができます。
              それゆえに、生徒さんたちが作るバブーシュとはちょっと違うものを作ってみました。

              とにかく、ご依頼主の方には気に入ってもらえてよかったです。
              10オーダーバブ1
              ↑仕上げも施してキレイになっています
              10オーダーバブ2
              ↑可愛らしいご依頼主の雰囲気に合っていると思います!有難うございます


              ↓このバブーシュは手作り靴教室や体験教室でも作ることができます。気になった方は、是非チェックしてみてくださいね。
              手作り靴教室について
              バブーシュ体験教室

              もちろん、オーダーも承っております!
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              石丸靴工房では、バブーシュのご注文も承っております。



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                09キャップ
                ↑左が内羽根靴のストレートキャップ、右は外羽根靴のパンチドストレートキャップ


                キャップドトゥには色々な仕様がありますが、石丸靴工房は真っ直ぐ切り替えてあるストレートキャップが大好きです。※[ストレートチップ] や [一文字] と呼ばれることもあります。


                このストレートキャップですが、元々は内羽靴の礼装用として好まれていたようですね。
                シンプルにステッチングだけ施されているもの、切り替えがあるもの、穴飾りが入っているもの、ブローギングされているもの、などなど。ひと括りにストレートキャップといっても沢山の種類があります。


                単純に履き心地や靴のことを考えるとプレーントゥの方が優れているのですが、こうやってちょっと変化球を投げているような靴が好きですね(名前はストレートですけど)。




                石丸靴工房は、これからもストレートキャップの靴を沢山作りたいと思います。


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                  靴のソールが積み上げになっている場合、そのカカト部分を取り付けるときには、ひと工夫が必要です。


                  靴の底面は平らではありません。
                  軽く膨らんでいるので、そのカーブに合わせて取り付けるカカト面を丸く削るのです。


                  その作業のことを『オワンを削る』といいます。
                  この『オワン』の由来は『お椀』ですかね?

                  08おわん
                  ↑このへこんでいる溝のことを『オワン』といいます。もう少し削って微調整しました!


                  最近、靴教室に通ってくれている靴修理屋の生徒さんに自分のやり方とは違う方法を教えてもらいました。
                  色々なやり方があるんだなぁ…なんて関心したのですが、早速自分でもやってみたらなかなかいい感じです!


                  一発でオワンが決まったときは快感です。


                  石丸靴工房は、技術の吸収力に自信があります。

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                    08ウェルティング
                    ハンドソーンウェルテッドという製法には、ウェルティングという工程があります。

                    中底とアッパーとウェルトを一緒に掬いながら糸で縫っていくのですが、このウェルトの掛け方ひとつで履き心地に違いが出るとしたら驚きませんか?


                    靴を作っている人なら当たり前のように知っていることだと思いますが、作り手はこういう見えない部分を気にしながら靴を作っています。

                    このように外見だけではなく中身を見れば、その靴の良さや作り手の想いがわかるのです。


                    なんだか、人間と一緒ですね!



                    石丸靴工房は、中身のある人間になりたい。

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                      ウェルティングをするときに使う針をブリストルといいますが、この針も自分で作ります。

                      ブリストルとは毛針のことで、昔はイノシシの硬い毛を用いたようですが今は釣り糸などを使うことが多いみたいですね。
                      08毛針2
                      ↑釣り糸に縫い糸を巻きつけています。抜けないようにしっかり作ることが重要です


                      このブリストル、極力中底(リブ)を傷つけずに強度を保ちつつ、細い穴で縫うことを考えると、とっても効率的な技法なんです。


                      矛盾するかもしれませんが、ハンドソーンウェルテッドが現代のすべての人に対して最も優れている製法なのか?と問われるとそうではないと思っています。
                      昔と違って靴を履く人の環境や趣向は千差万別だし、靴を作る技術や材料も向上しています。なので、履く人それぞれに合った靴の製法があるのではないかと思います。

                      でも、何百年もの昔のやり方が今でも確実な方法として伝わっているなんてすごいことですよね!
                      そして現代に合うよう自分流にアレンジできるのもハンドソーンウェルテッドの懐の深さで、面白い部分だと感じます。



                      石丸靴工房は、ハンドソーンウェルテッドは昔の職人達の気持ちや想いに触れているような感じになるから大好き。

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                        08グローブ

                        ウェルティングをするとき、出し縫いをするとき、手縫い用のグローブを装着して縫っています。

                        『この軟弱者!』って叱られるかもしれませんが、素手で縫ったら手の平の皮がベロンベロンにめくれるくらい強く引くんですよ(笑)


                        このグローブをしていても、一足縫い終わったら手の平が真っ赤になります。

                        靴作りって思ってるよりも肉体労働なんですよね。



                        石丸靴工房は、『痛てぇなぁ…』なんて言いながら、真っ赤になった手を見るのが意外と好きだったりします。

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                          石丸靴工房には3つの木型があります。

                          そして木型は一度完成させても、後からいろいろと不満点が出てきます。

                          『ここの絞りがなぁ…』 とか。
                           
                          『カカトのフィット感がなぁ…』 とか。

                          『トゥスタイルをもうちょっと…』 とか。

                          そういう不満点をそのまま置いておくのが気持ちが悪いので、たまにイジって修正しています。
                          09ラスト
                          ↑左からプレーンなラウンドトゥ、真ん中が丸めのラウンド、そして一番右がオブリーク!

                          この3つの木型。トゥスタイルだけではなく底面やトゥスプリング、ヒール高、カカトの形状、捨て寸などもそれぞれ少しずつ変えてあります。
                          基本的に全部紐靴の木型なのですが、それぞれ得意としている靴のカタチが違うのです。

                          ラウンドトゥの木型は、僕の最も好きなスタイルでもあるミリタリーラストをイメージしています(本当は好きに削っていたら勝手にミリタリーラストっぽく仕上がってしまった感じですね)。アメリカンなワークブーツやサービスシューズにぴったりな木型だと思います。

                          真ん中の丸いランドトゥの木型は、万人向けのトゥスタイルをしています。だいたいどんな人の足にも合いますし、靴のデザインも幅広く対応できます。特にカジュアルなデザインにはとてもよく合うと思います。

                          一番右は、人の本来の足のカタチを模したトゥスタイルでオブリークといいます。捨て寸を少し短めに設定してあるので、ジャスト感があり可愛い靴に向いています。モカシンなんかもいいと思いますよ。



                          靴教室では、この中から好きな木型をベースにして使うことができます!




                          石丸靴工房は、木型をイジりだしたらなかなか離せなくなって困ります。


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